SOUL EAT!!!

歓び跳ねる、踊り狂う、炸裂する虹、そのかけらを一灯

漫画

「才能ないんだから、あきらめろよ」

ちょっと蔑むような視線と、半笑い。 小馬鹿にし、見下し、優位を感じたい者たちが吐きかける毒。 絶好調の時は、そんな言葉も心に刺さらない。冒されない。 でも、ちょっと不安だったり、心配が続いているときだったり、ちょっとナイーブになってる時、そん…

読んでいて、痛い。我が身振り返って泣きたくなる。でも面白くて、つい読んでしまう『アラサーちゃん』

他人事ではない… できることなら、もう誰にも知られず、なかったことにしてしまいたい過去。所業。 「ほらほら、見えてるよ」 「バレてるよ」 「ホントのところはさー」 と見透かされてるようで、痛い。恥ずかしい。 書店をぷらぷら。 ふと、気楽に笑って楽…

涙がでるよ。

あまりランキングとか信じない。 " このマンガがすごい!!" " 第1位! " とか言われても。 「作品」に「優劣」はあっても、「順位」なんてつけようがないし。 ましてや、売り上げで作品の良し悪しが決まるわけもない。 だから、ランキングとか興味ない。信…

『それでも君に会いにゆく、掴んだその手は2度と離さない』

何があっても、君の許へ。 2人で一緒に暮らすんだ。 【純愛】描いた作品として、7月7日に挙げるにこれほどふさわしい漫画はないだろう。 2人は互いの本当の姿を知らない。 仮想空間で知り合い、恋人となった。 男女が隔離され、階級によって貧富が定めら…

『その惑星の夢を見る』

枕元に置いて寝ると、その星の夢が見られる。 そんな噂も聞こえてくるような、メビウス画集。 " B砂漠の40日間 " “ ラフスケッチや下書きをせずに一発描き ” というのだから、驚く。 “ しかも修正ひとつ入れずに仕上げた ” というのだから、また驚く。 し…

『その花の名は』

現在、絶賛劇場公開中の " 百日紅 "タイトルもいいんだよなあ。 北斎の娘が主人公である。 主題歌は椎名林檎である。 納得である。いいと思う。林檎さんらしい曲でよかった。 よかったが、しいて難を言えば、デビュー間もない、あの頃の林檎さんみたいなミ…

『そろそろ、あんたの絵を描きなよ』

江戸時代とか特に興味ないし。 葛飾北斎とか知らんし。「あー、あの有名な絵?波のやつ?」 という人間が、 「江戸時代、おっもしろ!」 「葛飾北斎って、ほんと、あんな人だったのかなあ!?」 好奇心ウズウズ発動、江戸のこと、北斎のこと、もっと知りた…

『ほんとの " TOKYO TRIBE " が観たい』

なんと素晴らしい企画であったことか。 なんと素晴らしい役者がそろったことか。 日本語で、HIP HOPで、ミュージカル。 斬新すぎる。 しかも、あの " TOKYO TRIBE " ときたら。 ベテラン、中堅、若手、と日本語HIP HOPの世界も、より多彩に、より深く、より…

『再起動のために』

今週のお題「ゴールデンウィーク2015」 休みが明ける、その前に、そっと呟く、魔法の呪文シリーズ その3 『今日から俺は!!』 言わずと知れた名作である。 シリアスなのかギャグなのか、ヤンキー物なのか青春物なのか、いいよ別にジャンル分けなんての、 笑…

『天覆う、闇の底ぶち抜いて、光の柱が地に突き立てられる』

『ベルセルク』について語る最終回である。 ついつい書きたくなっちゃっての4回目である。 読み返し、思い返し、『ベルセルク』のことばかり考えて3日間過ごしていた。 ふと思った。 ベルセルクに合う音楽ってどんなのだろう。 まず思いついたのが、" ICT…

『紅蓮に身を染めてまで、守るべきものがあるというのか  / " ベルセルク " 』

前回に引き続き、『ベルセルク』の話である。 壮大なプロローグであった、" 白と黒 " 司る2人の友情を描いたあの時代が、好きである。 彼はそれまで、たったひとりであり、誰を信じることもなく、ただ己の力のみを頼りに生きてきたのである。 それが、生き…

『白で救う。魔、従えて、眩い光で世界を救う / "ベルセルク"』

前回に引き続き、『ベルセルク』の話である。 『黒で埋め尽くす。こころも、魂も、すべて黒で埋め尽くす』 - SOUL EAT!!! セオリー通りの西洋型ファンタジーであれば、主人公はグリフィスであり、 ガッツは、騎士が王になる物語の途上、現れる"黒い傭兵の…

『黒で埋め尽くす。こころも、魂も、すべて黒で埋め尽くす  / " ベルセルク "』

いっそのこと、狂ってしまえば、楽になれるのに。 抗うから、苦しい。 生きようとするから、苦しい。 もういいよ。 これまで、やるだけのことはやった。精一杯やった。 だれも責める者はいない。 眠りに落ちるように、抗うことをやめ、眼を閉じてしまえば、…

『ちょっと休憩。創るはミラクルなるオラクル。くるくる巡る、日々を占う』

オラクル【oracle】託宣。お告げのこと。 まもなく100記事。 ちょっと休憩しつつ、今後の展開を考えるシリーズその3。 その1において、記事の中身、込めるものについて再考した。 その2では、今後の継続、その在りかたを夢想してみた。 その3では、記…

『ちょっと休憩。目指す頂 " トニオ " を想う』

間もなく100記事。 穏やかな陽射しのもと、感じのよいカフェテラスで、海を眺めながら、 一杯のカプチーノを前に、静かに、今後のことを考えている。 静けさ誘う、潮騒。 ひらひらと舞う2匹の蝶。 厨房からは、大蒜とバターの溶け合った、食欲そそる匂い…

『黄金咲かす激情の花を』

4月。スタート。リスタート。 見事に満開、主役の桜のその陰で、ひっそりと咲く路傍の花が。 つまらない過去、 機能不全の因習、 まとわりついてくるしがらみ。もういらんと振り切って、 新たに何かを始めている。 それまでの悔恨も、 流されなかった涙も、…

『3月の終わりに冷たい花を』

”花だ、花がいい…” そんな独白で始まる、 最強の、孤独なボクサーの物語 闘うことしか知らず、 リングの中でしか生きてゆくことのできない、獣の物語 『ZERO』 ”花だ、花がいい…” 血にまみれた死闘の最中、繰り返し現れるヴィジョン、言葉。 強過ぎる。 とい…

『俺はシロを信じるよ』

なりたい んじゃなくて、 なる。 そう決めた。 見せてくれた大学ノートには、 びっしりと、人間の体について調べたことが書き綴られていた。 彼は医者になるんだそうである。 齢9つである。 『穴を掘る』 そう決めたのなら、 一心不乱、周囲のあれこれなど…

『宇宙にだって飛んでいける』

彼女の夢は、 “ 新しい星を発見する人になる ” こと。 そのためには、何が必要だろう? あっ。英語だ。 英語がしゃべれたほうがいい! そう思ったそうである。 だから、4月から、英語を勉強するんだよ。 そう教えてくれたのは、5歳の少女である。 夢半ばに…

 『 その眼はどこか遠くを見ている   アルスラーン戦記と天野喜孝 』

荒川弘の絵で、あの『アルスラーン戦記』が… おおお、そうきたか… と、想像もしていなかった組み合わせに驚いた。 おそらく、ヒットするであろう。ヒットして欲しい。ヒットしているんだろうか。 (10巻くらい一気読みしようとまだ楽しみにとっておいてお…

『 “生命の営み” と書いて、“ アート ”と読む!  蒼天航路 』

圧倒的な画力。まさに『画』の『力』。 滾々と噴き出すエネルギーに満ちみちている。 三国志の世界を、曹操の視点から描いたこの作品を、まだ未見の方は、言うなれば、とっておきの特効薬をまだ服用していない幸運な心身をお持ちの方なのであろう。 歴史に…

 その3  『魔法世界の扉を開く " BASTARD!!" 』 

色鮮やかで、胸躍る、魔法世界の物語。 『BASTARD!!』 怪物、魔物の大胆にして緻密な絵。 『詠唱』により発動する魔法のかっこよさ。 ダークシュナイダーという破天荒なキャラクター。 登場する女性のかわいらしさ、美しさ。 そして、何よりも、何よりも。そ…

その2  『キラキラ!』

何度も何度も、繰り返し、繰り返し、読んだ。 少年マガジンで連載していた安達哲の傑作。 進学校で『退屈』を感じていた主人公が、天使みたいな理想的な女の子に会いたい、もっと面白いことがしたい、と現役芸能人やその卵が集まる学園に転校する。 『夢』の…

 その1 『真・デビルマン』

十歳のとき、『デビルマン』と出会った。 青くて不気味なその怪人風のヒーローには、愛と正義の味方とは思えない妖しい魅力があった。 当時はひと昔前のアニメを夕方に再放送していて、僕らはそのレトロな感覚を面白がっていた。少年ジャンプが最盛期を迎え…