『“ 刻んだ瞬間を踏みちらすために ” G.W.D ミッシェル・ガン・エレファントという奇跡について語る その10』
ベースの『ゴゴッ…』
威嚇するように、低く唸るように、吐き出される息。
わずか3秒で、立ち現れる世界。
黒煙撒き散らし、焔撒き散らし、荒野を往かんと漲る意志。
重い。
これまで以上に、重い。
にもかかわらず、その疾走感。軽快ではない。オーバーヒート寸前にもかかわらず、踏みこみ続けるアクセル。
風が、その周りを、渦巻いている。
サビの頭文字をとっただけ、というタイトル『G.W.D』
まるでプロレスの技の名前のようである。
(“ プロレスラーは本当は強いんです!!! ”
証明するために総合格闘技のリングに立ち、結果を出し、言い放った桜庭の心意気ともシンクロするような。)
『G.W.D』
『必殺』の一曲!
『ミッシェル・ガン・エレファントという奇跡 その9 幻のシングル VIBE ON / あんたのどれいのままでいい 』 - SOUL EAT!!!