『 ひな祭りが“ 女子の日 ” だというのなら。 “ 男 ”としてどうあるべきか、考えざるを得ない日だとも言える』
女子には可愛くいて欲しい。
できることなら笑っていて欲しい。
想像してみよう。
“ 女子が笑わない世界 ”
“ 女子が笑えない世界 ”
もはやそれは地獄といえよう。
殺伐とした、からっ風が吹く荒野のような世界であるといえよう。
そんな世界には男しか住めない。
男たちだけの世界。
殺伐とした、からっ風の吹く、『男』の世界。
そう、それは、ウエスタン…!!!
ウエスタン、といえば、セルジオ・レオーネ!
セルジオ・レオーネといえば、エンニオ・モリコーネ!
ふたりの巨匠を思い浮かべたら、もう、次に来るのは、
クリント・イーストウッドといえば、
今、クリント・イーストウッドを語るのであれば、
それは、もちろん、
『アメリカン・スナイパー』!!!
いったい、今回はどんな作品なんだろう!?
楽しみですね!
という記事を、半ば冗談、半ば『女子がんばれ、男子がんばれ、俺もがんばる』気持ちをこめて、気軽に書こうと思っていたのだが、
ふっとタイミングが合って、劇場へ観に行くことができた。
おもしろい。
そして、やっぱり重い。
イメージ通りである。
ど直球。このど真ん中に投げますよ。と剛速球を予告して投げられた、イメージ通りの剛速球だった。
国を愛し、家族を愛し、仲間を守るために戦った “ 伝説 ” のスナイパーの物語。
役者がその役を演じている。
当たり前のことだが、そんなこと、観ている間、考えられなかった。
物語に引きこまれてしまった。
予告編を見て、『ん?』と思った方は、劇場で観るほうがいいと思う。