『春の嵐に "C/O/T/D"!!! 』
風が強い。
吹き荒れるような風に、桜が散ってゆく。
満開まで間もないというのに、もう散りはじめている。
1か0かではなく、咲き誇りながらも死を孕むその様相に、美。
これぞ日本…
…などと感じ入りつつ、
散った桜の花びら追う柴犬のかわいさに、
「うわ、写真撮りてー!シャッターチャーンス!」
と心は動いたが、そこが素人。
タイミングを逃すのである。
柴犬だった、というのがまた日本らしくて良い。
凛々しい日本男児の趣、柴犬。良い。
ということで、今日のテーマは
“春の嵐”!!!
桜も吹き飛ばす、その風。
散る花びらが、壮大に空に渦を巻く。
そんなイメージといえば。
ああ、また。
また鳴りはじめてしまった。
" STORM "!!
またLUNA SEA!!
イントロのアルペジオから、
わずかな静寂の間を置いての、
どんっ!
始まる轟音。
あの瞬間だけで、もう生きていける。
蘇生する。
電気ショックの荒療治のような、あの一撃。
蘇りますね。
LUNA SEAやMADや、ここ最近、
“90年代”の名盤を聴きなおしているのだが、やはり“古い”という印象を受けない。
“ 新しい=NEW ”というより、“ 新鮮=FRESH ”。
“ミクスチャー”という言葉はもう使われなくなったが、
境界を越え、混交、混血があちこちで始まった90年代。
あの時代を、“ ゼロ年代以前 ”、と置くのではなく、
21世紀はあそこから始まった。
と捉えてみるのはどうだろう。
なんだかしっくりくる。
揺籃のとき。
と、あの時代のうごめき、出てきたバンドや音楽を捉えなおして、
聴き倒すこと、おすすめします。
ということで、今日は、
“ コールター・オブ・ザ・ディーパーズ ”!!!
かき鳴らすギターの轟音、まさに春の嵐!
散る花びらが描く、壮大な渦のごとし!
ザ・ブレストローク-ザ・ベスト・オブ・コールター・オブ・ザ・ディーパーズ
- アーティスト: COALTAR OF THE DEEPERS
- 出版社/メーカー: ミュージックマイン
- 発売日: 2008/09/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
ね。もう始まってたでしょ。
なベスト盤。2もあるよ。