SOUL EAT!!!

ぐるぐる回る 風の時代がやってくる

『天覆う、闇の底ぶち抜いて、光の柱が地に突き立てられる』

 

ベルセルク』について語る最終回である。

ついつい書きたくなっちゃっての4回目である。

 

映画 ベルセルク ARTBOOK: 美術編

 

読み返し、思い返し、『ベルセルク』のことばかり考えて3日間過ごしていた。

 

ふと思った。

 

ベルセルクに合う音楽ってどんなのだろう。

 

まず思いついたのが、" ICTUS " だった。

 

ベルセルクは中世ヨーロッパ的世界観を描いているし、激しいが、様式美的な要素も美しい" ICTUS " は、なかなかいいチョイスではないだろうか。

 

手首ちぎれ飛ぶジャケも、ベルセルクとの相性抜群と思われる。

 

 

スパニッシュの哀切もベルセルクの持つ魅力と共鳴するような。

戦闘シーンに流れていてもおかしくない。

うむ。いい。

 

 激しい憎悪、醜悪な魔物。

歪つなものだけでなく、自然美、建築物、女性、天に属する美しいものまでも描かれているベルセルク

 

絶望と憤怒を描きながらも、鮮やかに美しい。

となると、ううむ、" converge " もいいのではないか。 

憤怒撒き散らすだけでない、美しさもまた。

しかしやっぱり " converge "、ジャケもカッコいい。

Live at the BBC [Analog]

You Fail Me

 

そういえば、こっちも手首と血と。

 

 

ううむ。

しかし、ベルセルクの魔術的世界も包括するとなると、どんな音楽が合うだろう。

 

天使と悪魔と、神と人と。

絶望と救済と。

 

漆黒の天蓋ぶち抜いて、突き立てられた光の柱。

そして世界を七色のオーロラが波濤となって新たに覆い尽くすような、そんな壮大なラストこそふさわしいベルセルクに(勝手な妄想)、どんな音楽が合うというのか…

 

 

 

ううむ。やはり。

 

 平沢進ベルセルクと。

 

今更なのだが、やはりそのコラボレーションに今一度驚嘆、拍手喝采せずにはいられない。

 

 

 パプリカもいいんだよなあ…

 

  

個人的にとても好き↓ 

 

 

 しかし、" ictus " と " converge " が劇中歌に使われる作品があったら、これはもう観てみたいと思いませんか。えっらいカッコいい作品でしょうね、それは。