SOUL EAT!!!

歓び跳ねる、踊り狂う、炸裂する虹、そのかけらを一灯

『ほんとの " TOKYO TRIBE " が観たい』

 

なんと素晴らしい企画であったことか。

なんと素晴らしい役者がそろったことか。

 

日本語で、HIP HOPで、ミュージカル。

 

斬新すぎる。

しかも、あの " TOKYO TRIBE " ときたら。

 

ベテラン、中堅、若手、と日本語HIP HOPの世界も、より多彩に、より深く、より面白さを増し、進化し深化しているのは間違いない。

おまけに監督は " 愛のむきだし " の園子温

期待しない方が間違ってる。

凄いものになるのに違いない。

 

" TOKYO TRIBE " で、ヒップホップでミュージカル。

ヤバイ奴等の群雄割拠。

ぴったりじゃないか。

 

TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ [Blu-ray]

 

 

" 海 " 、そのまんまだ。漫画から抜け出て来たみたいだ。

メラ、かっこいいじゃないか。野生漲りまくってるじゃないか。

窪塚くん出てるのか、間違いないだろな。

あ、しょこたんだ。

 

竹内力のブッパが醸し出す、どことなく不穏なモードに少々の懸念を抱きつつ…

しかし、観てみる。

 

 

 

なぜ、こんなことに……

 

 

 

声を荒げて叫ぶべきではないだろうか。

 


「もう一本、作ってくれ!!!」


 

ベテラン、中堅、若手、そろいもそろったラッパー達の素晴らしさが、まっっったく、生かされていないという、悲劇!

 

致命的なのは、監督が" 音楽を好きでない人 " だった、ということだろう。


音を背景に、あるいは情景に、あるいは踏み台に、あるいはかいくぐるように、あるいは波に乗るように…、

音と戯れ、流れるように畳み掛けるように、言葉を紡ぎ、さらには韻まで踏んでみせるという高等スキルを持つラッパーたち。

 

アクションシーンなんていらなかった。

 

言葉を武器に、闘ってきたのがラッパーではないか。

 

舞台にふさわしいトラックと立ち回り、" フリーの一発録り " で十分だった…!

むしろ、そっちの方を観てみたい、聴いてみたい…!!

 

と、出てくるラッパーたちのキャラクターの立ち方、存在感に、

「あー、もう! パンチラとかサービスショットっていうか見せすぎてるからもういいし、演出いらないから、ラッパーたちの絡み合い見せてくれ……!!!」

フラストレーション、ぐつぐつ煮えたぎる一作であった。

 

 

映画はヒットしたようだし、2作目が作られる可能性もあるだろう。

" 奴等がまた帰って来た!!!"

" 新たな抗争が勃発!!! "

そんなありきたりな展開でよい。

会話もすべてヒップホップ、ラップ、韻踏んで、かつ演技して、そのくらいこなしてしまいそうな人々が映っていた " TOKYO TRIBE 劇場版 "

続編を求む。

TOKYO TRIBE3 1(バーズコミックスデラックス)

 

 

 ”新宿代表”にこれ以上、適任であった配役はない。

にも関わらず…!

「出番少な!」と、これまたフラストレーション。

普段、ロックカテゴリの音楽ばっか聴いてるロック耳にも響くトラック、響く声。