SOUL EAT!!!

ぐるぐる回る 風の時代がやってくる

『冥王星あたりから、お茶の間に』

 

ラピュタは本当にあったんだ…」

空に浮かぶ城を見たら、思わず、そう呟くだろう。

 

星と星をつなぐ、銀河を駆ける列車を見たら、

銀河鉄道は本当にあったんだ…」

そう呟くだろう。

 

そんな心持ちになる、美しい音楽として、ずっと聴いていたアルバムがある。

 

Falliccia

 

ジャケも美しく、中身もまた美しい。

" Fallicia / Kenmochi Hidefumi "

 

東京の夜空には、月と北極星と金星と、ちらほら光点瞬く程度だが、これ聴きながら歩いていると、めくるめく星の乱舞、宇宙に広がる色彩の爆発、ロマンティックに景色も変わる。

 

幻想喚起する、美しいインストゥルメンタルミュージックとして愛聴していたのだが、ふと、思った。

 

Kenmochiさんの新作とか、出てるのかな。

 

そして、検索。

 

えっ。

 

" 水曜日のカンパネラ "

 

えっ。

 

驚いた、驚いた。

 

本物のラピュタを目の当たりにするような、眼の前を銀河鉄道が走り抜けるような幻想呼び起こす、それはそれは、美しくロマンティシズムに溢れた、あのミュージックに、声が、歌が、ラップが。

 

ほんと、びっくりした。

 

人と人とが起こす、化学反応。

 

すごいことになっていた。

 

モスラは本当にいたんだ…」

 

眼の前で、怪獣の孵化を見ているような心持ちになった。

 

MVのハイクオリティぶりにも驚嘆。