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ぐるぐる回る 風の時代がやってくる

『ミッシェル・ガン・エレファントという奇跡について語る  その17 " 暴かれた世界 " 』

 

それは、もはや、「究極」といってよいタイトルではないだろうか。

" 暴かれた世界 " である。

 

虚構の裂け目から覗く向こう側、

こちらを見ていたそいつ。

合う、眼。 

 

 

ビートの亡霊。

見るで終わらず、ロデオ状態2人乗り。

 

憑かれもせず、御そうともせず、そのまんま暴走するという。

前人未到の領域。

 

先へ、先へ。

進み、進み。

 

幽冥の境すら越えて。

 

辿り着く先がどこかなど、もはや。

 

ビートの亡霊、荒馬二人乗り、

今ここ、その状態が。

 

暴かれた世界