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SOUL EAT!!!

歓び跳ねる、踊り狂う、炸裂する虹、そのかけらを一灯

失われた10年を取り戻すことはできないが。高橋みなみの " リーダー論 " を読む。

 

アイドル「なんて」興味はないし、芸能界とか日本の狭い文化祭みたいな騒ぎに一喜一憂するのはバカみたいだし、そこで賞を取っただとか、CDのセールスがミリオン突破だとか、ほんと、どうでもいい事柄で、まったく、全然、スルーしていたんだけど。

 

さすがに名前くらいは知ってたよ。数人。

個性それぞれ、ひとりで何とかするんじゃなくて、大所帯で、可愛いやら綺麗やら面白いやら、たくさんの娘がいるからこそ、輝く? そういうアイディア、企画がうまいこと時代の波に乗ったんだろうね。

 

「盛り上がってるみたいだね」って、フェスで、トリの人気バンドを「ふーん…」て横目で見て、目当てのイカす本当にカッコいいバンドを見に行くような感じだったんだけど。

 

年明け、" 僕たちは戦わない " って歌を聴いたんだ。

 

ん?  

 

って思って。

 

あれ、かっこいいねって。

 

何だろう。引っかかって。

 

繰り返し、繰り返し、聴いてしまった。見てしまった。

 

「あ。そうか」

 

って。

なんだか気になって、ほかの動画だとかドキュメンタリーだとか観ていたら、わかった。

腑に落ちた。

すとん、ときた。

「なんで彼女たちは人気なんだろう」「魅力はどこにあるんだろう」

わかった。

 

そして、ぐるっと回って " 僕たちは戦わない " を聴いたら、涙が出てきてしまった。

 

絵空事だし、そんなのね、女子供の抱く理想。

だけれども。

だからこそ。

そこで彼女たちが歌うことに、そこに立っていることに、そのことにもう、涙がばしゃーっ。

 

 

ほぼ2ヶ月。

プライベートはAKBのことでいっぱいになってしまったよ。

この10年間、横目で「ふーん」と見ていた自分に「バカバカ…!」と言ってやりたい。

伝説を見逃した。

 

 

「AKBとは高橋みなみのことである」

大げさなこと言うなあ。って、よく知りもせず、そういう商法?キャッチコピー?うまいもんだな。って感想抱いていたんだけど、今はちょっとわかる。

 

高橋みなみ " リーダー論 "

ひたむきで、誠実で、一所懸命で。

 

残酷さも、悲しさも、ずるさも汚さも、一枚薄皮引き剥がせば見えてしまう現実を見据えた上で、引き受けた上で、戦う。輝く。己の意思で、そこに立つ。

その在り様は、一言で言うならば、「希望」だ。

 

美しいな。って。

綺麗だな。って。

 

心を鷲掴みにされてしまったよ。

いまごろ。

 

 

リーダー論 (講談社AKB48新書)

リーダー論 (講談社AKB48新書)

 

 


【MV】僕たちは戦わない / AKB48[公式]

 

 

 

僕たちは戦わない (劇場盤)