『ちょっと休憩。目指す頂 " トニオ " を想う』
間もなく100記事。
穏やかな陽射しのもと、感じのよいカフェテラスで、海を眺めながら、
一杯のカプチーノを前に、静かに、今後のことを考えている。
静けさ誘う、潮騒。
ひらひらと舞う2匹の蝶。
厨房からは、大蒜とバターの溶け合った、食欲そそる匂いが漂ってくる。
小ぢんまりとしているが、知る人ぞ知るイタリアンレストラン。
アンティーク家具の趣味もよい。
というシチュエーションを想定し、キーを叩いている。
今日は戯言なので、すっ飛ばしていただきたい。
カプチーノ飲みつつ妄想する昼下がりである。
間もなく100記事。
数はとりあえず当初のおぼろげな目標を超えた。
次の目標は、質。中身。
目指すは、トニオ・トラサルディーである。
と、ふとひらめく。
ジョジョの奇妙な冒険第4部に出てきた、あのシェフである。
超能力を擬人化/モンスター化し、カタチとして見せる大発明、"スタンド"
トニオは料理にスタンドを仕込む。
『なんだ、これ、めちゃくちゃ美味え!』
『いくらでも食べれるぜー!』
と客はその味に舌鼓を打つのだが、実はそのスタンドにはおそるべき薬効、というか生命力を起動させる力があり、食べた人はどんどんみるみる元気になってしまう。
トニオはわるいやつではない。
仲間というわけでもない。
ただのレストランの店主である。
…あんな感じがいいなあ。
今日はただそれだけの話である。
映画や本や音楽や。
表現形式は何でもいいのだけれど、素晴らしいものって、やはり何らかの浄化作用であったり、命の底からエネルギーを湧き上がらせる力がある。
トニオの作る料理みたいなものである。
パスタもいいけど、リゾットもねー、ピザも美味いし、ワインもいい。
映画や音楽や小説や漫画や。
魂の食い物と捉えりゃいいな。と最近、思う。
というか、そういうブログタイトルにしてた。
読む人がぐわあっとごぼぉぅっと何かいらないものを捨てられたり、
ぴんぴんにぎゅんぎゅんに血流駆け巡るような生命力を起動させられたら、最高だなあ。
そういうもの、書こう。
そうだ、そこ目指そう。
一品料理にも"パールジャム"仕込む、
" トニオ・トラサルディーを頂に "
との誓い。
海の見えるオシャレなカフェレストランで、陽光に眼を細めながら思うのだった。
当然のことながら、荒木飛呂彦ファンである。
『バオー来訪者』以来のファンである。
ジョジョだと何部が好き?
との問いには4部とぱっと答える。(どれも好きだけど)
杜王町とそこに住む人間たち。脇役も魅力的、というか、住人みんな主人公。
トニオの回なんてごくわずかだったのに、今も鮮烈!
ジョジョの奇妙な冒険 18~29巻(第4部)セット (集英社文庫―コミック版)
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