2015-01-01から1年間の記事一覧
第一回 go-do-life.hatenablog.jp 1st go-do-life.hatenablog.jp 2nd go-do-life.hatenablog.jp go-do-life.hatenablog.jp 3rd go-do-life.hatenablog.jp go-do-life.hatenablog.jp go-do-life.hatenablog.jp go-do-life.hatenablog.jp ちょっと番…
最終回。 全25回に渡り、時系列に沿ってミッシェルガンエレファントについて語ってきた。 これで最後である。 本稿を書きたいがため、「それ」を叫びたいがゆえ、24回をかけたとも言える。 それはラストライブ " BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN " につい…
「あ、光った」 と見た次の瞬間には既に落雷。 " KWACKER " ギターが鳴った、次の瞬間にはもう帯電。痺れてる。 ミックグリーン、ミッシェル共演インスト。 意外と知られてないのでは。 雷落ちるとこ見ることはあっても、浴びる経験は滅多にない。 そして海…
ミッシェル最後の。 “ 夜になってから 花は咲く ” それはきっと、夜明けにはまだ少し早い、もっとも暗い時間を抜けたあと。 ミッシェル最後の。本当にこれで最後の。 悲しくて、美しくて、激しくて。 突っ放されるような、希望を植えつけられるような。 この…
ミッシェルガンエレファントについて語る。その22。 " GIRL FRIEND " 1度聴いたら忘れられず、どこか深い所にしまわれて、ずっとちいさく鳴り続けているような。 広い草原寝っころがって、空見上げてたら、遠くのほうから聞こえてきた歌。みたいな。 鳴り続…
" デッドマン・ギャラクシー・デイズ " が後期ミッシェルの代表曲であるということに異論はない。 “ 加速するギャラクシー・デイズ ” もう、そういうことだ。無敵感溢れる。 血まみれで演奏されるPVも素敵だ。 しかし、個人的には " SABRINA NO HEAVEN " と…
それでもまだ旅は続く。 辿り着いたそこはどこなのかって、ジャケがまたかっこいいこと。 CD盤面は藍地に白猫。 “しっぽをふって ニャオ ” の " ブラック・ラブ・ホール " で幕があがる " SABRINA HEAVEN " “しっぽをふって ニャオ ” なんて言葉がこれほどか…
一本の映画のようである。 go-do-life.hatenablog.jp
荒涼と死の気配。 暴かれた世界。 そこは完全にあちら側の世界ではなく、あちらもこちらも、見えるものも見えないものも、交じり合い、混ざり合った世界。 見知ったものが、まったく別の意味を持つ。あるいは真の姿を現す。 あちらもこちらも混じり合う、そ…
それは、もはや、「究極」といってよいタイトルではないだろうか。 " 暴かれた世界 " である。 虚構の裂け目から覗く向こう側、 こちらを見ていたそいつ。 合う、眼。 ビートの亡霊。 見るで終わらず、ロデオ状態2人乗り。 憑かれもせず、御そうともせず、…
星くずのひとつの気分はこんな感じ、と。 星くずのひとつの気分はこんな感じ、と。 「星くずのひとつの気分」って、どんな感じ? こんな感じなんだね。 不穏で、いかがわしくて。 速い、激しい。 「1曲目」にぴったりの曲だと思う。 go-do-life.hatenablog.…
今まで出会うことのなかった、言葉と言葉が出会うとき。 響き合って、絡みあって、新しい何かが生まれる。誕生する。 もしくは、" それ " はもうどこかにあって、" それ " を表すんなら、" これ " と " これ " 、2つの単語を組み合わせてみる。 名を与える…
14曲通して聴いたとき、押し寄せてくる感動。 それは地軸が揺れているようであり、大きな波に呑みこまれるようであり、なんだかよくわからぬ衝動が内から突き上げてくるようであり、 モヤモヤしてるんだか、すっきりしてるんだか、 まあとにかく、叫べ、と…
戦闘態勢に入ったことは一目瞭然。 のジャケットもクールな、 4thアルバム『ギヤ・ブルーズ』 『G.W.D』 『アウトブルーズ』 『スモーキンビリー』 ときて、期待も高まりに高まったところで発表された4枚目。 その当時、このアルバムの衝撃ったら、なか…
あまりランキングとか信じない。 " このマンガがすごい!!" " 第1位! " とか言われても。 「作品」に「優劣」はあっても、「順位」なんてつけようがないし。 ましてや、売り上げで作品の良し悪しが決まるわけもない。 だから、ランキングとか興味ない。信…
念願叶って、ようやく。 あの轟音をライブで聴いてみたい、体感してみたい…!と思い続けて、ようやく。 1時間ほどのステージだったが、聴くことができた。間近で見ることができた。 MONO、想像以上に凄かった… 美しくて、悲しい旋律。 静かで、激しくて、壮…
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 "「トイ・ストーリー3」を作った男が生んだ もうひとつのストーリー " というドキュメントを観て、知った一冊。 カタチとなり、結果となったことで示された事実。証明。 国境も人種も超える「善き想い」、「遊ぶ心」 …
名前はもちろん知っている。何度も食べたことはある。 「ちょっとこれ食べてみ」 と渡されて、一口。 「美味っ!なんだ、これ……!!」 名前はもちろん知っている。何度も食べたことのある、それ。 なのに。 色や形は似ているけれど、それは確かに非なるもの…
今頃観た。 " 風立ちぬ " 「あの」宮崎監督最後の長編映画。 「あの」ジブリ。 主演の声は「あの」人で。 とか、「あの」がついてしまうのは避けられず、何がしか先入観持って観てしまう。 しかし、そんな「あの」吹っ飛ばす傑作。気付いたら見入ってた。 か…
夜に咲く、幻の花。 艶やかに、絢爛と、魔性の香り放ち、 夜に咲く花。 咲き誇ることもなく、人知れず。 あるいは、たったひとりの為だけに。 執念と情念と覚悟と業。 逃れることのできぬ因果。 豊穣なる闇を呼吸し、咲いて、散る。 同じ花はふたつとない。 …
「クエンティン・タランティーノ監督作品でどれが好き?」 映画好きが集まって話すときのお題として、盛り上がるひとつ。 「やっぱジャンゴじゃない?」 最新作が最高傑作という。 まったく。然り。うなずく。 ディカプリオの悪役っぷりも素敵だった。 「い…
ざっくり西と東で分けてみる。 純粋無垢な、完璧な世界がかつてあった。そこをエデンと呼ぶ。 しかし知恵の実食べたがゆえに、無垢は失われ、善悪と正邪のはびこる世界が生まれた。 西の思想は、かつてあったところを楽園とする。 純粋無垢を、穢れなきもの…
何があっても、君の許へ。 2人で一緒に暮らすんだ。 【純愛】描いた作品として、7月7日に挙げるにこれほどふさわしい漫画はないだろう。 2人は互いの本当の姿を知らない。 仮想空間で知り合い、恋人となった。 男女が隔離され、階級によって貧富が定めら…
おかしいな。 こんなはずじゃなかったのにな。 間違ったわけじゃない、何がいけないってわけでもない。 あの頃に戻りたいってわけでもない。 でも、何か、足りない。 「私を見て」「僕を見て」 ちょっと違う。 刺激が欲しい?パートナーに飽きてきた? それ…
彼女の名前はユーリといって、自由で奔放で、魅力的。 彼女が好きになった男はダニエルといって、これから教師になろうという、イマイチ冴えない、「彼のどこがいいの?」正直な女友達は言う、しかし憎めない男。 それでもユーリは確信してる。 '' 彼が運命…
恋をした。 結ばれた。 満ち満ち、あふれ出す喜び。 弾む心。 美しさばかり映すようになる瞳。 「愛している」 「愛されている」 完璧な世界。 恋をした。 ずっと一緒にいたいと思った。 ぬくもりを、匂いを、身体を、すべて丸ごと抱きしめて離さず、もう、…
枕元に置いて寝ると、その星の夢が見られる。 そんな噂も聞こえてくるような、メビウス画集。 " B砂漠の40日間 " “ ラフスケッチや下書きをせずに一発描き ” というのだから、驚く。 “ しかも修正ひとつ入れずに仕上げた ” というのだから、また驚く。 し…
" 銀河を舞台に、新たな神話を創造する。 人間だけでなく、動物、植物、鉱物の心まで目覚めさす、新しい聖典を創りあげる " 壮大な意図の下、集められたのは錚々たるメンバー。 完成していたら、時代は今と変わっていただろうか? 間違いない。 断言、納得…
ベルイマン監督の " 第七の封印 " 小難しい、抽象的な映画なのかなー。 と思っていたら、全然、違った。 普遍のテーマを、むしろわかりやすく、生き生きと描いた、素晴らしい映画だった。 どうして、" いい映画 " ってのは、その一場面、ワンカットだけでも…
今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」 " 第2話 ジーン・ケリーのように " 雨の日に。山の中で。雷鳴を聴きながら。 2人が踊る。 名場面。 2人ってのがよい。ほかには誰もいない世界。分かち合う永遠。 ぽつり。 落ちてきた雨。 「あ、傘」 と思うより早…