「こんな映画観たことねえ…」と思わず呟くジョニー・トー映画。
見逃していた。
" ヒーロー・ネバー・ダイ "
カッコよすぎて、絶句。
敵対する2つの組織。雇われたヒットマン2人の戦い。
宿命のライバル。超絶凄腕の2人の殺し合い。
前半、2人がバーで飲むシーンの、子供じみた「俺のほうがスゲエ」合戦。
ケレン味たっぷり。そこでもう、観てて、にやにや。
どんな展開するのかな。
2人の最後の戦い、一騎打ち、とか?
と、思いきや、後半。
痛くて、悲しくて。
そんなの、カッコよすぎるだろう…!!!
と、泣きながら興奮するという。
「こんな映画、観たことないよ…!」
そういえば、" マッスル・モンク " も観てなかった。
と、観て、驚く。
こっちも、あの…カッコよすぎる…
言いたい…言ってしまいたい…ラストシーンが…ああ、もう、カッコいいんだ…!
でも、ネタバレすると楽しみ半減しちゃうから、もう、あの、観たほうがいいよ!
ふざけた映画と思いきや。
B級テイストな映画と、そのムキムキ特殊筋肉に笑ってしまうんだけれども。
輪廻の思想と復讐と赦しのテーマに、傑作か否かの判定は分かれるとは思うのではあるのだけれども。
ラストのアンディ・ラウの佇まいのカッコよさときたら。
「はい!傑作!!」
決定。
たまたまだけど、両方とも「最高傑作!」ってキャッチコピー。
「最高傑作」と言われると、「いや、ちょっと待て」
ジョニー・トーの最高傑作って、どれだろう?
議論白熱しそうな話題。
特別版には、ドキュメンタリー " 香港ノワールに生きて " が収録。
知らなかった…観たい…