『天に七弦、揺らめくオーロラは歌う"君の始まりの日へ"』
よくわからないが、涙が出そうになってしまう。
時と場合によってはきっと涙が出てしまう。
それはその壮大さであり勇壮さであり、個人を超えた、大きなものを描いているからであろうと推測する。
夜闇に浮かぶオーロラを、見たことはないが、知っている。
瞼を閉じれば、ありありと、浮かべることができる。
天の奏でる七色の音楽を、なぜだか知っている。
見たこともないのに、懐かしいとは、どういうわけだろう。
よくわからないが、涙が出てしまいそうになる。
人智を超えたものもすべてをひっくるめて、森羅万象を裡に、人の声が歌う、
" 君の始まりの日へ " と。
ギターソロ…