嘘つけ バレバレだよ 才能がない、なんて、人様に聞かせる文句じゃないんだよ 「あんなの無理」と諦めたのは本当はやりたくなかったからだよ 「うわヘタクソ」と隣の誰かが、 あるいは好きなあの娘が「かっこつけてるけど痛々しいよね」 嗤ったからだ やめる…
" やるならやれよ ウダウダ言ってんじゃねえよ おまえの事情なんか知ったこっちゃないんだよ バキッとしてろ 凛としていろ 引いたら負けなんだ 泣き言言うならさっさと帰れ 哀れみで買えるもの買って一生そこで湿ってろ 発光したいならちょっと待ってろ 今…
レゲエばかり聴いていた時期がある。 基本、ロックやパンクや、エレクトリックなギターをズギャーンとかき鳴らし叫び喚き、ドラムがドコドコズガンズガンと叩きまくり、 混沌の渦は極彩色のマーブル、 思わず踊り騒ぎたくなるような、エモーショナルなうるさ…
魔法の呪文。 " all is full of love " " 愛 " って何? とか、たまに見聞きする、その問答。 もし聞かれたときには、答えよう。 『ビョークの " all is full of love " 聴いたときにこみあげてくる、あの感じ』 願うでなく、訴えるでなく、祈るでなく。 た…
喩えていうならそれは、天才シェフの作るアペタイザー集。 "オードブル"って言ってもいいんだけれど、"アペタイザー"のほうが雰囲気が出ていいと思うのですが、どうでしょう。 エフェクターの名前にありそうだし。 イコライザーと兄弟みたいに聞こえるし。 …
よくわからないが、涙が出そうになってしまう。 時と場合によってはきっと涙が出てしまう。 それはその壮大さであり勇壮さであり、個人を超えた、大きなものを描いているからであろうと推測する。 夜闇に浮かぶオーロラを、見たことはないが、知っている。 …
『ベルセルク』について語る最終回である。 ついつい書きたくなっちゃっての4回目である。 読み返し、思い返し、『ベルセルク』のことばかり考えて3日間過ごしていた。 ふと思った。 ベルセルクに合う音楽ってどんなのだろう。 まず思いついたのが、" ICT…
前回に引き続き、『ベルセルク』の話である。 壮大なプロローグであった、" 白と黒 " 司る2人の友情を描いたあの時代が、好きである。 彼はそれまで、たったひとりであり、誰を信じることもなく、ただ己の力のみを頼りに生きてきたのである。 それが、生き…
前回に引き続き、『ベルセルク』の話である。 『黒で埋め尽くす。こころも、魂も、すべて黒で埋め尽くす』 - SOUL EAT!!! セオリー通りの西洋型ファンタジーであれば、主人公はグリフィスであり、 ガッツは、騎士が王になる物語の途上、現れる"黒い傭兵の…
いっそのこと、狂ってしまえば、楽になれるのに。 抗うから、苦しい。 生きようとするから、苦しい。 もういいよ。 これまで、やるだけのことはやった。精一杯やった。 だれも責める者はいない。 眠りに落ちるように、抗うことをやめ、眼を閉じてしまえば、…
男は、妻と子供を奪われた。 世にも残虐な、残酷な仕打ちを受け、喪った。 因果関係もない、不条理な、偶然。 男の名は南雲秋人。ロサンゼルスの片隅で花屋を営む男。 彼は復讐を誓う。 妻と子を奪ったマフィアに報復を誓う。 そして、部屋の隅にあるロッカ…
tragedy / vengeance
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 レンタルバージョンのジャケ、キャッチコピーの、 " 記憶を失くした男に復讐の意味はあるのかーー " " 「約束」と「絆」を貫く男たちのハードボイルドアクション " まさに、その通りの映画である。 『冷たい雨に撃て、約束…
もし、どこかの劇場で上映されると報せが入ったのなら、 何が何でも観に行きたい、 暗がりの中、でかいスクリーンで、観てみたい。 今日のタイトルもそのまんま、 『最高にカッコイイ、復讐映画』 映画のタイトルもそのまんま、 『復讐』 今では、皆からアニ…
許すことができない。 憎しみ、怒り。 目には目を。それだけでは足りない。 腹の底でとぐろを巻き、うねる熱さと重さを持った、怒り憎しみ、ないまぜになった、 その感情。 それは許されることではない。 人は言う。神も言う。 『許せ』と言う。 それでも、…
KHMER (full movie for split w/After Forever 12 ... 新作が出ていた… <a href="http://go-do-life.hatenablog.jp/entry/2015/04/09/001259" data-mce-href="http://go-do-life.hatenablog.jp/entry/2015/04/09/001259">『それは壮絶なる血の交響楽』 - SOUL EAT!!!</a>o-do-life.hatenablog.jp
" 帝國【IMPERIVM】 / イクタス 【 ICTUS 】" まさに血の交響楽。 壮絶にして、凄絶。 紅蓮の怒濤。 全身全霊で放たれ続ける憤怒、悲しみ、意思、志。 髪掻き毟り、地獄絵図の只中を彷徨い歩き、歩き、 覚醒した瞳で己の武器を取り、立ち上がる。 撃つべき敵…
オラクル【oracle】託宣。お告げのこと。 まもなく100記事。 ちょっと休憩しつつ、今後の展開を考えるシリーズその3。 その1において、記事の中身、込めるものについて再考した。 その2では、今後の継続、その在りかたを夢想してみた。 その3では、記…
“ 風に乗る。 なだらかで、やわらかで、どこまでも続く、ゆるやかな風に乗る。 小高い丘の上に立ち、蒼天の下、なびく草の海を眺めている。 手には紙飛行機。 搭載したエンジン、その勢いで飛ぶのではなく、 なだらかでやわらかな、その風の道筋に乗る。任…
間もなく100記事。 穏やかな陽射しのもと、感じのよいカフェテラスで、海を眺めながら、 一杯のカプチーノを前に、静かに、今後のことを考えている。 静けさ誘う、潮騒。 ひらひらと舞う2匹の蝶。 厨房からは、大蒜とバターの溶け合った、食欲そそる匂い…
" this is my tigersuit!! " " this is my tigersuit!! " " this is my tigersuit!! " " タイガースーツ!!!" " タイガースーツ!!!" " タイガースーツ!!!" ともに叫べば、 " 俺は何だってやれる " と瞳孔は拡大、獲物を狙う虎の眼になる、 野獣化必…
風が強い。 吹き荒れるような風に、桜が散ってゆく。 満開まで間もないというのに、もう散りはじめている。 1か0かではなく、咲き誇りながらも死を孕むその様相に、美。 これぞ日本… …などと感じ入りつつ、 散った桜の花びら追う柴犬のかわいさに、 「うわ、…
思わずジャケ買いして聴いて、 うわ、やべ、すげ、 かっこいいいいいい!!! と大当たりした経験ってありますか? 怪しいでしょう。イカすでしょう。 思わず手に取った BlieAN 『モノリス』 ベースボーカル+ドラム。 たった2人で、こんなにカッコイイ音楽…
“生まれたばかりの絵画を燃やせ” “生まれたばかりの絵画を燃やせ” 前回のMAD記事 http://go-do-life.hatenablog.jp/entry/2015/03/30/145109 の続きである。 続きがあったのである。 少し前、LUNA SEAの"SHINE"が鳴り止まない、くせになる曲、いや最高という…
美しいなあ…
行く手遮る有象無象。 追いかけてくる、過去の影。 ぶっちぎり、驀進する獣といえば、 “モーサムトーンベンダー”!! 進化し、変態するバケモノの如し! 気づいたら、かつてのドラム氏はギターを持っているし、ベース氏メインで歌っていたり。 汗まみれ、黒…
驀進する春の獣が眼に浮かぶ。 散った桜の花びらを、再び舞い上がらせて、 直進、怒涛の勢いで突き進む、 “蹴散らして、進め!!” 獣の姿が眼に浮かぶ、 タイトル出オチ!タイトル最高!そのタイトルだけで、もう力! 夢枕獏の短編 『てめえらそこをどきやが…
4月。スタート。リスタート。 見事に満開、主役の桜のその陰で、ひっそりと咲く路傍の花が。 つまらない過去、 機能不全の因習、 まとわりついてくるしがらみ。もういらんと振り切って、 新たに何かを始めている。 それまでの悔恨も、 流されなかった涙も、…
”花だ、花がいい…” そんな独白で始まる、 最強の、孤独なボクサーの物語 闘うことしか知らず、 リングの中でしか生きてゆくことのできない、獣の物語 『ZERO』 ”花だ、花がいい…” 血にまみれた死闘の最中、繰り返し現れるヴィジョン、言葉。 強過ぎる。 とい…
引き続き、MADである。 マッドカプセルマーケッツの話である。 前回、強靭なる肉体と精神が生み出した名盤、ひとつの頂を極めた大名盤 『4PLUGS』 について書かせていただいた。 となれば、やはり、 システマティック以降の新生マッドについて書くのが筋で…